2018年度第1回になんとか合格した小2長女。
そこで次は2018年半年後の2019年1月27日開催予定の英検4級に受験することにしました!
早速受験に向けてリサーチ開始した母。
ここでは、過去の英検4級の合格点や合格率にふれつつ過去問の傾向や対策本の紹介もしています。特に小学生のお子様を英検4級に受験されようとしている方の参考になれば嬉しいです♪
(追記)
2018年度第3回の最新版の合格点が出ています。こちらで詳しく書いています。
英検4級合格!小2娘,文法の知識なしで何点とれた?合格ラインは何点?【2019年】
2019.02.16
英検4級の合格点
英検5級の過去記事でも触れた通り、英検は2016年度から技能毎に独自の算出方法で出されるCSEスコアを元に合否が判定されるようになりました。
独自の算出方法なもんだから、
合格ラインの数値を見てもなんだかよくわからない。。。
だだし、2016年第1回では、
各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格した。
と発表しています。
また、こちらのサイトでは、
(4級の)合格ラインはおよそ60~65%
(65点満点 (リスニング25点) 合格ライン 39点上)
としています。
しかし、もし小学生が4級を受験するなら、
中学生より文法は低く、リスニング力は高い傾向にあるので、
確実に受かる為には
筆記問題 60%以上
リスニング問題 90%以上
トータルで70%以上
を目標に学習を進めていけば100%合格できると思います。
(追記)
2018年度第3回の英検4級は過去の合格点よりも高かったです。
こちらで詳しく解説しています。
↓ ↓ ↓
英検4級合格!小2娘,文法の知識なしで何点とれた?合格ラインは何点?【2019年】
合格率
英検の公式サイトでは、合格率は公表されていません。
しかしこちらの英検の統計資料を基に検証された数字を参照すると、大体70%が合格しています。
英検5級の合格率が80~85%と言われているので、若干落合格率は下がっています。
しかも小学生に限定すればさらに合格率は下がると思われます。
とはいえ、しっかりと対策して練習段階で合格点の7割越えをしていれば余裕で受かるのが4級です。特に文法をまだ習っていない小学生は筆記問題に特化して対策をすれば受かる確率は高いです!
英検4級のレベル
単語数
英検
レベル
単語数
4級
中学中級程度
600~1300
5級
中学初級程度
300~ 600
こちらの単語数は公式サイトのデータではなく、インターネットで言われているおおよその目安です。
4級の単語数は、600~1300。
表を見ての通り、5級の2倍になっています。
実際に、4級過去問を小2の娘が解いたんですけど、
一気に内容の幅が広がって、より詳しい状況や様子を表す単語が出てます。
例えば、大問1。
5級過去問だと、
英検ジュニアゴールド辺りと同じ単語レベル。
300~600単語だと、色、形、数、曜日、月など基礎的な単語がわかっていればOK。
文中に「for dinner」とか「pizza」などヒントもたくさん♪

でも、4級の過去問だと、
「doctor」→どこで働いている?→「病院」→「hospital」
で「hospital」が正解ですが、この単語が分からないとどうにもならない(-_-;)
一緒に並べられている「gas station」「bank」「post office」等も5級では全く見かけなかった単語です。
時制
5級と4級で大きく違うのが、「時制」の問題です。
5級では時制を問う問題はなく、文法は主に「前置詞」「主語」「疑問詞」から。
しかし!
4級では「過去問」「現在形」「There is(are)~」が出てくる!
特に過去形。
この問題、小2の長女は全然わかりませんでした。
「take a shower」はかろうじて知っているけれど、「took a shower」が同じ意味の過去形というのはまだよくわからないんですよね。しかも「quick」とか入れてわかりにくくしてる!
長文読解
英検5級と4級の大きなレベルの違いは、
長文読解
が4級にあるということです。
この長文が4級のレベルをアップさせてます。
長文の種類は3つ。
問題数:2問
問題数:3問
問題数:5問
(参照:英検4級2018年第1回過去問)
初めて小2の長女に解かせると
まず、この文章量に圧倒され、最初の掲示物の問題は
「・・・全然わからん・・・。( ノД`)シクシク…」
と言って放棄。
全く手を付けられないでいました。
そこで、見かねた私は、
「はい、ここまで読んで!(長女、音読する)
はい、じゃあ、これを解いて!(次ページの問題を解かせる)」
↑これをひたすら繰り返す。
この手助けでなんとか全問解き終わりました。(フー・・・)
3級が大きな山と考えていましたが、いやはや4級…手ごわいです(;´Д`)。
リスニング問題
英検5級の過去問の時は、初回でも1問しか間違わなかった長女。
その時の経験があり、4級もまぁ2~3問間違い位かなぁ~とたかをくくっていた私。
甘かった・・・
ふたを開けると、
長女、痛恨の5問間違い。
オイオイ!
何をそんなに間違えた~⁉
よくよく見てみると、
なるほどね、まんまと英検の問題制作者の引っかけに引っかかった様子。
中でもこの問題!
(参照:2018年度第1回4級過去問)
男の子とママの会話で、帽子は誰のもの?という会話なのだけれど、
選択肢は、
- Jack’s
- Jack’s grandfather’s
- Jack’s brother’s.
- Jack’s mother’s
となっており、grandfather’sを選んで間違える長女。

このように、4級のリスニングは、5級より多くの情報を流すため、2回の放送で正確に聞き取らないと誤った解答を選んでしまうことがあります。
また、4級だけでなく、英検のリスニングの特長で、最初の出だしに答えに直結する単語が出てくる場合があり、出だしを聞き逃して間違えた問題もありました。
ただし、4級は5級同様、2回繰り返してくれます。1回目でサッと内容を聞いて、足りない情報は2回目で拾えるかどうかがリスニング攻略の鍵になりそうです。
英検4級のレベル・合格点・合格率
以上をまとめますと、
【合格点】
英検の公式サイトでは公表していないが、様々なネットの情報を読むと、60~65%(確実に合格狙うなら70%以上)辺り。筆記問題で6割取れればリスニングが得意な小学生は受かりやすい。
【合格率】
受験者の大体7割が合格している。ただし小学生に限定するともう少し低い数字かも。
【英検4級のレベル】
(単語数)600~1300語。5級の2倍。問われる内容がより詳しくなり、正確性が求められる。
(文法)過去形の対策が必要!(わが家の場合)
(長文読解)3種類の長文が用意されている。小学生だとあまり見慣れない掲示物、メールの文体に慣れる必要あり!
(リスニング)5級に比べると単純な語彙不足だけでなく、引っかけ問題で点を落とす恐れあり!
とこのような感じになります。
▼合わせて試験前日は持ち物や集合時間・場所も必ず確認しておきましょう。
【小学生の英検】英検4級、試験前日に準備しておくべき7つのこと
2019.01.23
▼実際に英検4級の試験に来ていた受験者の年齢層や当日のスケジュール、解答速報について。
小2娘の英検4級受験談。受験者の年齢層は?付き添う親はいた?
2019.01.29
▼2018年度3回の英検4級の合格ラインです。合格した娘の実際の点数も載せています。
英検4級合格!小2娘,文法の知識なしで何点とれた?合格ラインは何点?【2019年】
2019.02.16
小学生が合格を目指すには対策本は必須!
すでに学校で文法や単語を習っている中学生と比べ、小学生はまだ文法を習っていない分英検受験は不利です。
中学生なら下のような過去問を何回かこなして平均7割とれれば大丈夫。
ですが、小学生は過去問以外にいくつか自分にあった対策本で練習を積むことが先決。
受験日の2ヶ月~3ヶ月前と時間がある場合は、こちらの本がおススメ。
価格が500円内と安い上に1ページ10分間で解ける内容なので、毎日スキマ時間に活用できます。ただし、本のサイズが小さいため字が読みづらく、書き込みにくいです。
なので、うちではプリンターでA4サイズに拡大コピーして利用しました。その方が何度も解けるし、何より書き込めやすくなりますよ。
受験日まで1ヶ月切ったらこちらの対策本の出番です。
英検対策本定番の1冊です。出版社は旺文社英検書です。英検5級受験の時もお世話になった対策本でまとめているページがとてもわかりやすいので購入しています。
↑コンパクトに文法がカラーでまとめられています。
このページは解く前に読むというよりは、解いた後に間違えた問題を確認するときにとても便利。さすがAmazonでも高評価で定番の参考書なだけあります。ほんと簡潔でわかりやすいです。
ただ、5級の時に比べ、4級のこの問題集、実際の問題より難し目に作られています。特に、並び替え問題は難しい!だから、この問題集で解けなくても大丈夫。過去問で自信を取り戻しましょう!
他にも色々英検4級の対策本を見たい人はこちらからどうぞ。
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4級のレベル、予想以上に高くて正直なめていました(;´Д`)。
うちの長女の実力の場合、特に時制と語彙力不足なので、対策立ててやらないとヤバい感じです。
ただ、英検受験は本人のやる気はほとんどないので、やり過ぎないよう週末使ってボチボチ進めようと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。