英検5級を受ける際、気になるのが「合格点」ですよね?
英検5級は、英検スタートの級。だからこそ、そのレベルや合格点が一体どれくらいなのか気になるところです。
わが家の場合は、現在小2の長女が英検ジュニアのゴールドに合格したので、今回英検5級にチャレンジしてみることに。でも準備期間がわずか3週間!
そんな短い準備期間でも受かる合格点なのでしょうか?
※追記
▼ 勉強期間3週間でも受かりました!
2018年度第1回英検合否発表!英検5級、娘の合否結果は?閲覧からわかった娘の弱点は?
2018.06.19
これから英検5級を受ける方の参考になれば幸いです^^
英検5級の合否の分れ目は正答率62%とれるかどうか!
私が調べた限りですが、だいたい英検5級の場合、
全体で50点満点中31点(得点率62%)とれれば
合格できると考えていいです。
ただし、2016年から英検は「CSEスコア」というテストで得た点数でなく、独自の合格基準による
スコアに換算されて点数が決まるようになりました。
よって、合計得点を31点満たしていても、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの英語4技能に著しく偏りが見られる受験者は不合格になる可能性が出てきたのです。
英検5級に限らず英検の1次試験は、リーディングとリスニングの2つの技能を問われるので、この2つをまんべんなくとっていくことが大事なんですね。
リーディング40%以上、リスニング85%以上を目指そう!
では、具体的に技能別に何点くらいとればよいのでしょうか?
先程もお伝えした通り、CSEスコア導入により、
英検では4技能まんべんなく得点をとる必要性が出てきました。
と言っても、英検5級はリーディングとリスニングの2技能のみ。
※スピーキングは合否に関係なくテスト後受けれるようになりました!
ですので、中学生に比べ、どうしても文法・単語が弱い小学生は
・リーディングは最低40点以上(10問/25問)をキープする
・リスニングは満点を目指す
ことを目安に、試験対策や準備をしていくことをおススメします!
小学生(特に低学年)ならリスニングで高得点を狙おう!
幼稚園児~小学生で英検に合格している子どもたちには共通点があります。
それは
リスニングの正答率がかなり高い
ということです。
なぜなら英検のリスニングで使われている単語は
リーディング(筆記試験)で使われている単語より簡単ですし、
また、幼児~小学生の耳はとてもいいので
まずは読みの力より聞く力を育てた方がいいです。
耳を鍛えた方が将来的に英検に限らず英語力を磨くうえで
かなりのアドバンテージが得られるのでまずはリスニングで高得点を目指しましょう!
目標としてはリスニングで85%以上、
できれば100%を目指してまずはリスニングを鍛えていきましょう!
リーディングは最低で40%とれればOK!
うちの場合、長女(小2)は1歳半から約6年間英語を学んだというアドバンテージがあるため、
1回目の英検5級の過去問で、リスニングは25問中24点ゲット(96%の正答率)と高得点をマークできました。
しかし、リーディング(筆記試験)では、1回目は大問3で全敗、
読むのにかなり手こずり制限時間25分を大幅にオーバーするという惨敗ぶりでした。
そこで期間も3週間しかないということで、リーディングに特化した対策をとることにしました。
特に、6年間も英語に触れ続けさせたにもかかわらず、「文法の理解がゼロに近い」
という事実は私にとってはかなりショックでした…。6年間もやってきたのに(涙)
「our」が「私たちの」という意味だと理解していなかったり、疑問文の作り方が???だったり、
3人称単数形のsがチンプンカンプンだったり、、、
どれだけ「なんとなく」読んでいたか、聞いていたかがよ~~くわかりました。
ですが、英検5級はリスニングで8割5分、リーディングは4割とれれば合格なのです。
もしうちとお子さんが似たような状況の方は、出来ていない所はある程度目を伏せ、完璧は目指さすに、まずは「合格」を目標に取り組んでみてはいかがでしょうか?
英検5級の合格点に到達するには?
まとめると、筆記で40%以上、リスニングで80%以上、素点で言うと、全体で50問中31問(62%)以上とれば英検5級は合格します。
とすると、次のステップとして、テスト前のお子さんがどれ位点数を取れるか実際に問題を解いてみて、その結果どれ位勉強時間が必要かとりあえず考えますよね?
という訳で、まずは1回英検の過去問を手に入れて、解いてみて下さい。
☟ ☟ ☟ 赤字をクリックするとダウンロード画面へ移ります。PDF形式。
【 2018年度 第2回 】
- 2018年度 第2回 問題冊子
- 2018年度 第2回 リスニング原稿
リスニング音源(第1部)
リスニング音源(第2部)
リスニング音源(第3部)
- 2018年度 第2回 解答
(引用:英検5級の過去問・対策)
2018年第2回、2017年第3回の分はコチラからどうぞ。
▼5級の参考書や過去問の傾向をまとめた記事もチェック!
【小学生の英検】5級のテストはどんな問題?単語レベルは?文法は?
2018.12.23
〇過去問の出来がイマイチ、文法を習っていない人
英検の過去問を実際解いてみて、お子さんが合格点に達していなかったり、もともと試験範囲の文法をまだ習っていなかったりする場合はこの参考書が必須です。
実際私が娘と利用したドリルですが、文法のまとめが一番わかりやすかったです。
7日間で完成するというのも計画が立てやすいので他の参考書よりこれが一番使いやすい!
Amazonレビューの評価も高く英検対策の定番の参考本シリーズです。
本の中身や詳しい内容はこちらに書いています。
【小学生の英検】英検5級、小2でも合格できた7日間で完成できる参考書と活用法
2018.05.12
〇過去問で合格点を上回っていたり、文法を習っている人
過去問で既に上記の合格点を上回っていたり、英語塾や中学校で既に文法を習っている人は過去問をとにかくこなしていきましょう。
解くときのコツは、練習段階から付属の解答シートをコピーして本番通りシートに書き込むこと。
本番は緊張するので、解答欄を飛ばしたり、勘違いしたりすることがあります。
初めての英検ならなおさらです。
だからそうならないよう普段からマークシートに書きこむことに慣れておくとテストでも実力が発揮できますよ。
英検5級の合格点はかなり低め。
自信を持って受けましょう!
英検5級は、英検のスタートの級ということで、その合格点は50点満点中31点(得点率62%)という低めの設定でした。
小学生は得意なリスニングで点数を稼ぐという必勝法を使えれば、リーディングはなんと4割とれれば合格を勝ち取ることができます。
過去問を解いて「リーディングで全然点がとれない!どうしよう!」とあせることなくコツコツ問題を解き、上記の合格率をマークできたら自信を持って本番に臨みましょうね!
最後まで読んでくださりありがとうございます!
▼試験当日持って行った方がいいもの、試験の流れなどもチェック。
【小学生の英検】英検5級、試験前日に準備しておくべき5つのこと
2018.06.03
▼わが家の5級試験当日の体験談です。
【小学生の英検】はじめての英検5級、試験当日の体験談。
2018.06.05
▼2018年1月開催の5級の解答速報・合否結果はこちらでチェック。
【小学生の英検】英検5級、解答速報や合否が決まる結果発表はいつ出る?(2018年度第3回)
2018.12.23
▼合格したら次は4級だ!
【小学生の英検】英検4級、何点とれれば合格できる?
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