英検5級を受験予定だけれど、どの参考書がいいかわからない・・・
英検5級を受ける人は初めての英検受験になるので特に参考書を購入する時は何を買っていいか迷いますよね。(わが家もそうでした。)
うちの場合、長女が2018年6月に小2で英検5級を初受験し、なんとか無事合格しました。
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その時の準備期間はわずか1ヶ月。それでも7日間で完成させる参考書をやったおかげでなんとかかんとか合格しました。そこで、その参考書の内容と活用法もふまえてご紹介したいと思います。
参考書選びの参考になれば幸いです♬
5級なら文法の勉強しなくても参考書すれば受かる!
まず、小2娘と英検5級の対策をしてわかったことは「英検5級レベルはまだ文法の知識なくても受かる」ということです。
なぜなら英検5級の合格点はかなり低いから。
▼こちらに合格点については詳しく紹介しています。
【小学生の英検】英検5級、何点とれれば合格できる?
2018.05.11
ある英語塾の過去の受験データによると英検5級の合格点は31点 / 50点(得点率62%)、つまり半分ちょっと合っていれば受かるんです。
わが家の場合、たった1か月間、7日間で完成させる問題集をやっただけ。しかも7日間で完成なのに5日分までしかいかず、2日分残すというなんとも中途半端な取組でも受かりました(笑)
いかに英検5級の内容が簡単か想像つきますね。
ただし以下のことが前提
でも、「英検5級が簡単」といっても何を基準にしていっているのかあいまいですね。
そこで、英検5級を合格する英語レベルがこちら。
〇中学1年生で習う文法・単語をマスターしている
〇英検ジュニアのゴールドで80%以上点数をとっている
この位の英語レベルの子なら英検5級は簡単と言えるでしょう。
文法習ってない子はコレを選んで!
うちのようにまだ小学校低学年で特に文法の知識がないお子さんはコチラの参考書がおススメです。
このページは解く前に読むというよりは、
解いた後に間違えた問題を確認するときにとても便利。さすがAmazonでも高評価で定番の参考書なだけあります。ほんと簡潔でわかりやすい。
また、この参考書の良さは「7日間で完成させる」という点。量が明確で計画が立てやすい。
実際、1日分の量が多いので本当に7日間で完成させるには最低1日1時間(問題を解いて解答まで)必要です。間違えが多ければ2時間でも足りないかも。
しかし、そんなに負担をかけてやらなくても1日30分程度、1ヶ月間この参考書を一生懸命取り組めば英検5級は受かります。
※上記の英語レベルの子がやった場合です。
こういう得点表もついているので、記録していけばどこが弱いのか数値化して一目でわかります。そこを何度か解けば確実に力がつく!
ある程度文法知識&単語力ある子はコレ!
公文式や英語塾へ通っていて、中学1年生までの文法を習得している場合はコチラの過去問がいいと思われます。
この過去問で英検問題の傾向をつかんで、
初回でも65%とれればほぼほぼ受かると思います。
時間は毎回計って!
練習段階から時間はタイムウォッチを使って計っていきます。
初めの頃はまだまだ問題形式や英検の文を読むこと自体慣れていないので、とりあえず計ってかかった時間を問題の上に記録するだけ。時間配分はまだ意識しなくて大丈夫です。
回を重ねるにつれ、段々と慣れてきてスピードが出てくるので、親が頃合いを見て「配当時間内に解けるな」と思ったらタイムウォッチを配当時間にセットして解きます。そして時間内に解き終わったら見直しをする練習をします。
練習段階から時間を意識して本番に近い緊張感で解くと効果が高いです。
ちなみに英検5級の筆記試験は試験時間が25分です。見直しの時間を5分確保するために20分で解くのが理想的です。リスニングは20分です。
▽ 筆 記
参考書/過去問は1冊だけ。最低2回は解いて!
問題集を最後まで解き切らなかったうちが言うのもなんですが(笑)。
娘と1か月間英検5級を取り組んだ感触としては、中1レベルの英語の文法や単語力があるなら参考書や問題集は1冊で十分です。何冊も解く必要はありません。
現にうちは最後まで1冊やり切らなかったのに受かったのですから。。。
ただせっかくやるなら文法を強化し、単語力をUPしたいところ。1冊の参考書を2回以上往復すれば力がつきます💪!時間がなかったら、間違えたところだけでももう一度解き直しましょう。
単語帳はいらない!単語カードを作って!
英検5級レベルで単語帳は要りません。断言します。
単語帳を1冊ドンと買ってしまうと覚えているものも一回チェックしないといけないので余計な時間がかかり子どもには苦痛でしかありません。間違えたところ、弱い単語の分野だけ攻めれば最短で英検5級合格に必要な単語も習得できます。
もし単語帳いる位単語覚えていないなら英検5級を受けるのはまだ早いということ。英検ジュニアを先に受けて語彙力やリスニング力をUPさせておきましょう!
〇名詞は単語カードが有効
もし英検5級に出ている単語で苦手な名詞(カレンダー、数字、施設の名前など)がある時は、絵単語カードを作ってカルタで遊びながら覚えると効果的です。
ESL-Kids.com
Kids’ Pages
FlashCardFox
こういった海外サイトから苦手な分野のフラッシュカードをダウンロードして画用紙にプリントアウト→切り取れば簡単に単語カードが作れます。
〇動詞や形容詞はイメージが大事。フレーズ毎に覚えるのがベター
名詞は絵単語カードが有効ですが、その一方で動詞や形容詞はどういうシチュエーションでどう使われているかイメージしながら覚えないと中々身に付きません。
なので、動詞や形容詞は間違えたところのみ切り取って短冊のようにして1枚1枚確認するのが効果的。
『アメトーーク!』の人気の回、「勉強大好き芸人」のアッチャンことオリラジの中田敦彦氏もこう言ってます。
一個一個の単語として覚えているだけでは、その単語をどのように使うのか理解できていない。
オススメの覚え方は、(ちょっと長めの)文章をまるごと覚えることにより、単語を複数覚えることができることに加え、その使用方法も身につくので、効率的である。
また、京大卒の芸人、ロザンー菅もこう付け加えてます。
単語帳で覚えると、その順番で覚えてしまうのでダメである。
単語帳やリングにつなげた単語カードのデメリットは単語そのもののイメージより順番で覚えてしまうことがあること。
だから、絵単語カードや過去問を切り分けた短冊をバラバラにしてカルタ式でランダムにやる方が記憶に残りやすいです。
大丈夫!5級は受かる!
まとめると、
オススメの参考書
〇まだ文法を習っていない子は旺文社英検書『7日間完成 英検5級予想問題ドリル』で文法を学びながら解いていく。
〇すでに中1レベルの文法を習得している子は旺文社英検書『 英検5級 過去6回全問題』で過去問を解き、英検の問題の傾向をつかむ。初回で6.5割とれていれば◎!
参考書の進め方
〇参考書は1冊だけ買う。
〇単語帳は買わない。
〇時間を計る。
〇最低2回は解く。
〇覚えていない単語は絵単語カードや問題を切り取った短冊をランダムに覚える。
とこのようになりますが、、、
英検5級はだいたい62%以上とれれば合格とされています。問題形式は四択なので、わからなくてもマークすれば4分の1の確率で正解する可能性もあります。
ですから、参考書や過去問である程度点数がとれていればで大丈夫。
後は自信をもって本番に挑みましょうね♬