安全で費用が安い!ロータリークラブで留学した高校生の声を集めてみた

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高校生で1年間の長期留学を考えているならぜひ検討してほしいのがロータリークラブが主催している交換留学プログラム(正式名:青少年交換プログラム)です。

ロータリークラブの交換留学の留学生に選ばれたら、なんと渡航先での生活費、学費、お小遣いなどが支給してもらえます。

詳しくはこちら。
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ロータリークラブの交換留学、学費と生活費は無料!?本当か調べてみた

更に、現地ではサポートしてくれる担当の人がいたり、ホームスティは年間3~4回も変えてもらえたりと留学費が安くても元々ボランティア団体が主催しているのでサポート体制はバッチリ!

 

とは言え、実際留学はどんなものなのか、聞くならやはり当事者が一番リアルなんじゃないでしょうか?この交換留学プログラムでは一体どんな体験をすることができるのか、色々な留学者の声を集めてみました。

 

ぜひ留学を検討中の方は、参考にされてみて下さいね!

留学生体験談①
チャンスが広がるホームステイ制度

留学の大きな要素を決めるのがホストファミリーです。このホストファミリーとの出会いが留学を左右すると言っても過言ではないでしょう。

ロータリークラブの交換留学ではどんなホストファミリーと出会い、どんな生活をするのでしょうか?

※台湾へ留学した方の体験談

・第一ホスト
第一ホストの家では五ヶ月間お世話になりました。家にはホストパパ、ママがいました。ホストシスターはアメリカに留学中でした。台湾では子供を留学させる場合必ずその家族は必ずホストファミリーにならなければならないのです。ホストパパは法律系のお仕事を、ママは公務員をしていました。ふたりともとても忙しい人でした。でも夜ご飯は毎日3人で一緒に食べました。そのときに、学校で起きたことや、これからのロータリーの行事などについてたくさんおしゃべりをしました。第一ホストとはたくさん喧嘩もしました。日本にいたころは、まさか自分はホストファミリーと喧嘩なんかしないだろうと思っていたので、自分でもびっくりです。家族との関係がぎくしゃくしていた時期もありました。でもそういう時こそ、家族に対して感謝の気持ちを忘れてはならないのだと思いました。台湾にいる間の一年間、ホストチェンジをした後もパパとママにはすごくお世話になりました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

・第二ホスト
第二ホストの家では三ヶ月半お世話になりました。家にはホストパパ、ママ、ホストブラザーがいました。もうひとりのホストブラザーはアメリカに留学中でした。パパとママは車関係の仕事をしていて、ロータリアンでした。ホストブラザーは高校生です。第二ホストとはよく休みの日になると朝ご飯を一緒に食べに行きました。台湾ではよく朝食や夕食を外で済ませる人が多いのです。安い!早い!おいしい!というのが理由らしいです。第二ホストの家で台湾の旧正月を過ごしました。パパもママも仕事が休みだったのでみんなでカボチャなどの種を食べながら映画を見たり、あとはテレビゲームをやったり、親せきの家にいったりして過ごしました。家にランニングマシーンがあったので、ママと一緒にダイエットに励んだりもしました。毎日たのしかったです。

・第三ホスト
第三ホストファミリーの家では二カ月半お世話になりました。家はパパ、ママ、おばあちゃん、おじいちゃん、ホストブラザー、シスター3人、お手伝いさん、犬3匹、ウサギ一羽いる大家族でした。ロータリアンです。第三ホストは二カ月半という短い期間でしたが、すごく充実した毎日を過ごすことが出来ました。ママは銀行員でした。パパは、何度も聞いたのですけど、結局仕事を教えてくれませんでした。夜はご飯を食べた後のテレビを見ながらのおしゃべりがすごく楽しかったです。第一、第二ホストにいた時は、自分の部屋にいて過ごしたときが結構あったのですが、第三ホストでは部屋にいる時間よりリビングにいる時間のほうが断然多かったです。夜一時過ぎまで家族とずっとおしゃべりなんてことも少なくありませんでした。家族には、猫背を直しなさい!とか、ご飯粒は残すな!とか、あんた部屋がきたないから結婚できないぞ!なんて日本の家族に言われるようなこともたくさん言われました。本当に、本当の家族のようでした。

出典:http://rotex2770reports.blogspot.com/

上記や他の体験記を読んでわかったのは、受け入れ先のホストファミリーはロータリークラブのメンバーであることもあればそうでないこともあること。

全体的にお金に困ってビジネスでホストファミリーになるケースはほとんどなく、全体的に裕福で余裕のある家庭が多い印象です。※もちろんそうでない家庭もあります。

また、ロータリークラブのホームスティの制度でいいなと思ったのは、ホームスティ先をチェンジできることです。このシステムの詳細は地区によって異なると思いますが、年間平均3~4回ホームスティ先を変える事ができるようです。

このシステムによって、もしホストファミリーとうまくいかなくても新しいファミリーと新たな生活ができるのです。ホストファミリーを変える事で、その国の色々な家族と出会えて色々な価値観を体感できるのはとてもいい経験になると思います。

 

留学生体験②
大変だけど充実した学校生活

ホームスティ先と同じくらい留学の要素として重要なのが学校ですよね?
ロータリークラブの交換留学生が訪れた学校はどんな学校で、どういう生活を送ったのでしょうか?

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※アメリカ、フロリダ留学談

私が通っていた学校はマグネット・スクールで、アメリカ国内でトップ・テンに入ったこともあるほどの優秀校でした。分厚いアメリカ史の教科書は使われている単語も難しく、まともに辞書を使うと一ページ読むのに一時間程かかりました。アメリカ史にクラスはAPといって大学での単位も習得できるクラスだったので試験やエッセイも難しいものばかりでした。しかし、日本と違ってただ年代や出来事を暗記するのではなく、何故それが起こったのか、それがどう歴史に影響したのかなどをまず生徒に考えさせ、次に調べさせるという内容だったので、自分で勉強しないかぎり得られるものは無いと思った私は必死に勉強しました。苦手な数学(三角法)も、単語を覚えて、日本人のプライド(?) のために一生懸命勉強し、ほとんどの試験を高得点でパスしました。先生や教科によって留学生に求めるものは違いましたが、授業にもしっかり出席し、ホストママ・パパの助けを借りて提出物や宿題も期限以内に終えることができなくてもきちんとやっていたので、どの先生方も私の努力を評価してくださり良い成績をもらうことができました。

学校のみに言えることではないのですが、留学して初めのうちは相手の話していることは大体理解できたものの受け答えができず、外国語を話すことにコンプレックスを感じていました。日本と違って各授業それぞれの教室へ移動して受けるので一日中一緒にいるクラスメートもいず、第四ホストシスターと会うこともなく、約三週間ほとんど友達ができずに寂しい思いをしました。実際に行ってみるまですぐに友達をつくれると思っていたので日本にいる友達が恋しくてたまりませんでした。日本を発つときに空港で友達がくれた色紙を、読むと泣いてしまうからトランクに入れたままにして、それでもやっぱり夜に部屋で一人になると寂しくて、気づかれないように泣いていました。そんな私にも気がつけば私にもたくさんの友達ができ、特にサッカー部やコーラスの授業は試合や校外でのパフォーマンスもあり、充実した学校生活をおくって帰ってくることができました。

出典:http://rotex2770reports.blogspot.com/

私も半年間アメリカのコミュニ―カレッジへ通ったことがありますが、まぁネイティブの友達を作ることはまず無理でした。それに比べると、体験談では最初こそお友だちができなかったものの、後半はたくさんの友達ができたということでとても充実されていたようですね!

また、ロータリークラブの交換留学は現地の高校生と同じカリキュラムで行うので、外国人だからと特別待遇は基本的になく、現地の高校生と同じ宿題や内容をこなさなければいけないようです。

すごく大変なようですが、だからこそ必死に勉強して得られるものもきっと多かったと思います。

 

留学生体験談③
日本では経験しえないかけがえのない体験

留学中の旅行ってやはり、ただのツアー旅行よりも格別なことが多いです。特にここロータリークラブの交換留学では、下記のように環境問題を取り扱った例会に参加するなど普通の小旅行より意識の高い活動に参加することできます。

※デンマーク留学談

―略―私は週1回の例会を毎回楽しみにしていました。会場は第一ホストファミリーのレストランで、たくさんの大人の方とお話が出来るからです。デンマークでは、言葉が多少わからなくても、知らない人ばかりでも すぐに席を外さない、つまり逃げずに周りの人としっかりコミュニケーションをするということがとても重要視されています。

ロータリークラブの例会はそういったことを学ぶのにとても良い場でした。私は例会でのアクティビティにもたくさん参加しました。絶滅危惧種の魚を見に行ったり、天候の変化を見たり、ドイツと共同の風車を作るプロジェクトを発表したりするなど、主に環境問題に対する取り組みが多かったように思います。環境先進国と言われるだけありますね。

出典:http://rotex2770reports.blogspot.com/

また、下記の体験談のように、留学中に出会ったホストファミリーや現地の友達や留学生と一緒に出掛けて様々な話ができれば、ガイドブックには載っていないその国の事情や裏話が聞けてより深く理解できると思うんですよね。

※タイ留学体験談

この留学中もっとも忘れられないのは、他の交換学生と行ったロータリーの旅行です。この旅行ではタイ南部・プーケットに行き、タイ南部の観光地や海を存分に楽しむ事ができました。10日間のうち、数日間はプーケット島からさらに船で沖に行った無人島に行きました。私が今まで見た事の無いくらいきれいな海で、東京に育ちあまり自然に触れなかった私にはこの大自然の中過ごす日々は夢のようで忘れる事は出来ません。旅行中は普段会えない他の交換学生とも交流がもて、自国の事を話し、相手からは日本に対するイメージ等や、相手の国の事など多く聞け、教えもらえてよかったです。

私は私費留学だったので、ここまで充実した留学先での小旅行はできませんでしたが、それでもアメリカ留学中に訪れたメキシコのロブスター料理や海の星の美しさ、街並みは衝撃的で今でも時々夢に出てきます。

10代という多感な時期の経験というのは一生の宝物になるのですね。

 

留学生体験談④
異国の地で学ぶ「伝える心」「感謝する心」

留学経験者の方々が、後輩へのメッセージで多く見かけた言葉がこちら。

デンマーク語がたとえ上手でなくても人と積極的に話すこと。必ず上達します。

 

「わからないことは何でも聞くこと」もとても大事なことだと思います。知らないことを相手に聞くと絶対に面倒くさがらずに、子供扱いもせずに喜んで教えてくれます。

 

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思ったことを伝えましょう!!!これは私にとってとても難しかったことで、何回泣いたことか・・・言わなきゃ伝わりません!!!

多くの留学経験者が「自分の思いを伝える」大切さを訴えていますね。

私自身も約6か月間のホームスティ経験した際に、母国語でない言葉で「自分の思いを伝える」ことができなくて何度悔しい思いをしたかわかりません。

今なら絶対言えるのに19歳の当時の私は子ども過ぎて伝えるマインドやスキルが無さ過ぎました・・・

 

でも、体験談を読んでいると、他の私費で行く留学に比べ、この交換留学プログラムには現地のロータリークラブ会員の方と交流する例会、高校で出会う現地の同級生、ホストファミリーなど実に多くの人と接する機会があります。

 

ぜひこういうコミュニティーでチャンスを生かしてどんどん積極的に話しかけましょう!分からない時はもじもじせずハッキリ声に出しましょう!

また、ロータリークラブの交換留学では出発前から実に多くの人の援助やサポートを受けます。留学中はホームスティ先でホストファミリーにお世話になります。留学生の体験談の最後は多くがそんなお世話になった方々への感謝の言葉で締めくくられています。

 

家族との関係がぎくしゃくしていた時期もありました。でもそういう時こそ、家族に対して感謝の気持ちを忘れてはならないのだと思いました。台湾にいる間の一年間、ホストチェンジをした後もパパとママにはすごくお世話になりました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
出典:http://rotex2770reports.blogspot.com/

 

最後に、私にこのような大きなチャンスを与えてくださった、ロータリーのみなさま、両親、学校の先生方に感謝いたします。本当にありがとうございました。
出典:http://rotex2770reports.blogspot.com/

異国の地で色々苦労して周囲に頼らざるを得ない状況になると、助けてもらった時に「あ、ありがたい~!(泣)」と感謝する気持ち、芽生えますよね。ちょっと受けた親切がもんのすごくありがたく感じたりするわけです。

 

ロータリークラブでは、こうやって感じたことを振り返る場が与えられるので、留学生は言葉にして自分の経験を客観的に振り替える事が出来ます。そして、次世代の留学生に脈々と引き継がれていくわけです。

 

もっと多くの声を聞きたい方はこちら

・ROTEX留学体験談
・ROTEX派遣体験談
・特集:留学体験レポート

まとめ

ロータリークラブの交換留学プログラムの参加者の声を集めてみてわかったのは、

・ホームスティ制度が充実している
・日本では経験しえないかけがえのない体験が待っている
・「伝える心」「感謝する心」を学べる

ということです。

留学生によっては「人生を変えた出来事」として位置づけられる交換留学。

ぜひ気になる方は「ロータリークラブ 自分の住む県名」で検索をかけて該当するロータリークラブの地区の留学情報をゲットしてみて下さい。

そこから全てが始まります!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

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