子連れ旅行で飛行機やバス、新幹線など公共の交通機関を利用する時、
子どもが騒いだらどうしよう~!
とヒヤヒヤした経験のあるママやパパはいるかと思います。
かく言う私も、2人の娘がそれぞれ6歳、3歳の時に東京行の国内線の飛行機に乗せた際、機内でワーワー言う彼女たちを静かにさせるのに苦労した経験があります。
そしてその2年後、セブ島へ海外旅行へ出掛ける時はさらに5時間の長時間フライトが待っていました。
セブ島の旅行記まとめ
2回目のフライトでは前回の反省を踏まえ、いかに子どもを騒がせずに座らせるか事前に入念にリサーチしてたった3つの対策を実行した結果、何の問題もなく子どもたちは機内で過ごす事に成功しました。
もしも、小さなお子様と飛行機に乗る際、不安をかかえているママやパパがいらしたら参考にしてみてください^^
大事なのは一に環境づくり。
小道具は二の次。
わが家のうるさい2匹の娘をいかにして5時間静かに席に座らせるか・・・
このタスクは、セブ島家族旅行のプランの中でも最重要課題の一つとして私はリサーチにリサーチを重ねて対策を練りました。
しかし、ネットで見かけた解決案はどれも「おもちゃやお菓子を用意する」「機内で昼寝するように空港で遊ばせる」となんともオーソドックスで心もとない解答ばかり・・・。
うちのちび達には不十分と感じたのです。
一応私は7年間小学校で先生していた経歴があり、多くの子どもたちと接していた経験から子どもを静かにさせるにはあることが大事だと悟りました。
それは小手先の小道具よりも「環境作り」。そして「子どもに何をいつ出すかそのタイミング」です。
それでは具体的にどういう風に子どもたちを静かに過ごさせたのか紹介します!
工夫1. 座席指定して一番最前列に陣取った
うちはセブパシフィック航空という格安航空会社を利用したのですが、座席指定は有料で1人700円追加料金がかかります。しかし、それでも必要経費と割り切って最前列をとりました。
最前列か真ん中付近のスペースのある前後の席か、とにかく前か後ろの席と距離が離れている席を選びました。
特に最近のLCC(格安航空会社)はシート間が狭くて窮屈です。その狭い中四方八方を他人に囲まれれば子どもは逃げ場を失い、親は相当気を遣います。
このように座席指定をして、前か後かスペースのある席に座るだけで、前の席を蹴って注意されるなどの座席トラブルは全く起きませんでした。
工夫2. 2人の子どもの席を前後で離した

兄弟姉妹を隣同士に座らせるとろくなことありません。
おやつの取り合い、おもちゃの取り合い、ささいな口喧嘩・・・
うちの娘2人がケンカする光景がすぐに目に浮かびます(笑)
ですから、姉妹は前後の席にそれぞれ座らせ、横は私たち夫婦と私の母妹でガッチリガードしました。
私の妹
長女
私の母
夫
次女
私
実はこの手、私は小学校教員時代も多用してました。
相性の悪い子たちは席替えの時に横にならないよう、私が席替えの席は決めていたのです。
それでもシートの隙間からなにやらちょっかいを出し合うう2人の娘・・・。
どんだけ落ち着きのないのやら・・・。
でも、前後の席にそれぞれ座らせたお陰でちょっとちょっかいしてもすぐに両脇の大人たちにガッチリガードされているので、長引きません。
この二つの環境づくりで子どもがうるさくしにくい土台は築けるかなと思います。
後は、小道具でどうごまかしていくかですね~。
工夫3. お菓子→相手をする→タブレットで映画視聴をひたすら繰り返す
↑全く口に合わなかったセブパシフィックの機内食・・・。
飛行機に搭乗する前の私のシュミレーションでは、
(最初は刺激の少ない塗り絵や折り紙なんかで時間潰して~、お菓子食べさせて~、最後の手段にタブレットの映画視聴かな?)
と思ってたんですが、そううまくはいきませんでした・・・。
娘2人とも最初から「Youtube見せて~!」のオンパレード。
なかなか思う通りにはいきません(;´Д`)
でも、合間合間で窓を一緒に見たり、話したり、トイレ行ったり、お菓子食べたり・・・などちょこちょこ何かして一段落するとタブレットに戻るといった流れでなんとか5時間しのげました。
工夫と呼べる代物かどうかはわかりませんが、
うちはこれでなんとかごまかせたのでよしとします!
そうなんです、方法はなんであれ着陸までごまかせればいいのです!!
座席にモニターない場合は、Amazonプライムビデオがおススメ
正直、わが家の子どもが一番静かにしてくれている時間って読書か動画視聴してる時くらいしかありません。
でも、LCCであるセブパシフィックには座席にモニターはなく、子ども向けの絵本ももちろんありません。そこで、私は子どもが動画を視聴する方法は何がいいだろうとここでまた調べました。
(1)ポータブルDVDで視聴
最初に考えたのがポータブルDVDを購入して見せるというもの。しかし、ポータブルDVD自体購入すると大体5000~1万円かかり、しかも荷物になります。今回限りしか特に使うあてがなかったので、見送ることに。。。
(2)hulu, dTV, Amazonプライムビデオ等の動画配信サービス
次に考えたのが、動画配信サービスでアニメの種類がたくさんあるものを利用するというもの。
今や動画配信サービス(以下VOD)はhulu、dTV, Amazonと種類が豊富で、どれにしようか迷ってしまいますよね。
そこで、うちは
・子ども向けコンテンツが充実している
・価格が安い
・ダウンロードできて、Wifi環境でないところでも視聴できる

という条件で探して、Amazonプライム・ビデオ30日無料
でお試し利用することにしました。
Amazonプライムビデオは他の動画配信サービスより月400円(※2019年現在は500円)ととにかく安かったこと、ダウンロード機能があって、wifiがつながってなくても事前にダウンロードすれば動画がどこでもみれるのでこのAmazonプライムビデオを採用しました。
結果、、、
大正解!!!((´∀`))
かなり気に入ったので、30日無料お試し→月400円の契約からの~更に1年契約に切り替えて今でも重宝して使っています♪
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親の努力が足りないの?
周囲の理解が足りないの?
子どもが公共機関でうるさいとかいう話題になると必ずと言っていいほど
「子どもがうるさいのはしつけがなっていないから」
とかいう意見が出てきます。
が、それってどうなんでしょうね。
しつけという言葉よりもここでは「子どもを静かにさせようとする親の工夫や努力」と言った方がしっくりくる気がします。
低年齢の子どもを長時間密閉された空間でず~っと静かにさせるなんて無理な話。
でも、きつくて大変なのは百も承知で親も連れてきているのだから、やはり最低限の工夫(おもちゃやお菓子の持参、座席の工夫等々・・・)は子どもに対しても周囲に対してもしてあげないとと思います。
ただ、十何時間のフライトで、赤ちゃんがず~っとぐずりっぱなし、泣きっぱなしで大変だったとかいう口コミを読むと(わぁ・・・こりゃあたまらんなぁ・・・(´;ω;`))と周囲の乗客に同情せずにはいられません。
ストレスで不満だらけの周囲とその視線を浴びている赤ちゃんの母親・・・想像するだけでホラーです( ノД`)シクシク…
でも、赤ちゃんも色々な事情で連れてこられてるわけだし、大変ですが、周囲も状況を受け入れてあげる器の広さを持ってあげてほしいなと思います。
親の工夫や気遣いと周囲の理解があれば、少々子どもが騒いでもトラブルまで発展することは少ないかと思います。ぜひ温かい気もちで余裕を持って対処していきたいですね^^
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