前回の続きです。
→ フィリピン留学はおすすめ!期待できる5つの効果とは?【前編】
前回は、留学の効果は短期でも「自己紹介などアピールの機会が与えられる」
「異国の地で外国人と話す度胸がつく」ことだと言いました。
今回は残りの3つの効果について提案します^^
効果3. 実際に使われる英語の頻度がわかる
日本でも国際化が進んでるって言われてますけど、それは大人の話。
特に私たちのように九州の片田舎に暮らしていると、子どもたちが外国人の人と話す機会なんてほとんどないです。
だから、英語絵本や教材や英会話スクールで養われた英語力はすごく限定的でどの英語フレーズや単語がどれくらいの頻度で使われてるとか娘たちわからないわけですよ。
でも、短期留学してもし現地の学校や幼稚園のプログラムやコースを選べば、地元の先生やお友達と触れ合うチャンスができるわけです。
1週間~1ヵ月程度だと残念ながら英語の「上達」まで及びませんし、英語学習経験なしのお子さんだと最後まで「何を言っているの??」状態が続いてしまうかもですが、
例えば
「ほしいときはI want to〇〇とかpleaseなんだ」
「痛いはouchって言ってる」など
日本語でも子どもたちがよく使う言葉は英語でもよく使うのでそういう頻出用語がわかればそれだけでもいいんじゃないかなと思います。
効果4. 国際交流を通じて世界を知る
今回セブ島へ家族旅行で残念だったことは娘と現地の人との触れ合いがほとんどなかったことです。想像以上になかった・・・。
家族旅行に比べると、1週間の短期でも留学だと現地の人との触れ合いは段違いに用意されています。
現地学校の先生
現地のお友達
現地の子どもたちの親
ホームスティ先の家族…etc
中には、セブ島の「はじめての親子英語」という留学エージェントさんが主催されている春・夏休みのセブ島えいご体験プログラムでは、「孤児院訪問&寄付活動」が組まれています。
出典:http://oyako-ryugaku.wixsite.com/cebu/program
体験記を読むと、参加者の子どもたちは、孤児院でまず自分たちと全く違う環境で暮らしている子がいる現状を知って最初すごくショックを受け戸惑っているようでした。
でもある年長の12歳の男の子が頑張ってリードしてだんだんと緊張がほぐれていったということが体験レポートで語られていました。
子どもにとって中々すぐに受け入れられることばかりではないでしょうけど、外国で現地の子どもと触れ合う体験自体とても貴重ですよね。こういう国際交流を通じて日本と世界の違いを知る経験は必ず子どもの人生の糧になると思います。
効果5. 英語に対するモチベーションが上がる
少し古い資料ですが、アルクの「子ども英語カタログ2009」でタイのプーケットへ当時6歳と4歳の息子さんを連れてプチ親子留学された熊谷奏子さんのインタビュー時にこういうコメントを残されてました。
0歳のときから英語漬け環境だったものの、幼稚園などの世界にふれなぜ自分は英語をやっているのかと疑問に思っているようでした。
ところが、この旅に出て、英語でコミュニケーションをして、「もっと話したいから、英語がんばる!」と、目標をもつことができました。
単一民族国家の日本で英語を学ぶ意味を子どもに理解させるには、やはり海外に出て英語を話す機会を作ることが有効!
それを熊谷さんはプチ親子留学で実感されたようです。
また、ベネッセのアンケート内では、こういうコメントも。
子どもは小6の時に英語圏でのホームスティを経験したことで、英語にとても興味を持つようになりました。「早く中学校に入って英語の授業を受けたい」と言っていたのをよく覚えています。そして、英語は子どもの1番の得意科目になりました。(高3の保護者)
このように英語への関心が増したり、新しい目的ができて英語に取り組めるようになれば留学の成果は出たと言っていいのではないでしょうか?
短期の留学では英語上達は見込めない
でも旅行では得られない体験ができる
1週間~1ヵ月程度の短期留学だともしかしたら想像しているより英語力は身に付かないかもしれません。
でも、留学中の様々な体験を通してまずは子どもに英語を学ぶことにポジティブな印象を持ってもらうことが先決。
とにかく何か成功体験を作って自信をつけ、英語を学ぶモチベーションがアップしたり、日本と世界の違いを体感することができたなら留学の効果はあったと思います。
特に自我が確立する10歳前後の多感な時期にぜひ一度留学をお子さんとされてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます!