10月31日は「ハロウィンの日」。
もともとハロウィンは欧米圏の秋の行事ですから、ハロウィンの絵本を読もうと思ったら、海外の絵本のほうが圧倒的に品数が豊富です。イラストも可愛いものからちょっぴり怖いものまで。表紙を眺めているだけでもワクワクしちゃう洋書のハロウィン絵本。
そんなハロウィン絵本の中でも実際にアメリカ人講師が読んでいた絵本や英語図書館「ストーリーランド」のイギリス人講師が選んだ本、実際に私が購入してよかった本などを紹介します。
▼1800冊以上の英語絵本が読める、借りれる図書館「ストーリーランド」とは?
【九州長崎】1800冊以上の英語絵本の無料貸出がある図書館「ストーリーランド」とは?
2019.01.21
英語の絵本に興味はあるけど、なかなか……と思っている方も、これを機にぜひ一度手にとってみませんか?
ハロウィン前になるとAmazonで売り切れ!人気本「What’s in the Witch’s Kitchen?」
What’s in the Witch’s Kitchen?
著者 :Nick Sharratt
出版社 :Candlewick
ハロウィンの英語絵本の中でド定番で人気が高いのがこの絵本。著者はその鮮やかな色彩とユーモアあふれるストーリーが日本でも人気のアメリカ人絵本作家ニック・シャレットです。
親子英語サークルの読み聞かせにAmazonで購入しようとするも2年連続で売り切れ(!)でした。今年こそはぜったい購入するゾ!!
こちらの絵本、しかけ絵本になっていて、トースターやお菓子の箱ややかんの中に「おばけ」やら「虫や爬虫類」やらあり得ないものがたくさん!
単語そのものはそこまで難しくありませんが、少々文章が長いので、小さなお子さん向けに読み聞かせする場合は、太字だけ読むなど要所要所だけ読んだり、部分に日本語を織り交ぜて読んでもいいかもしれませんね。
ハロウィンの由来や歴史が学べる「Halloween Is…」
Halloween Is. [DVD]
著者 :Gail Gibbons
出版社 :Holiday House
子ども向けの読み聞かせの本ではなく、大人がハロウィンについて知りたい時に読む本です。「かぼちゃのおばけはもともとどんな存在だったのか」「なぜ魔女がハロウィンに出てくるのか」など大人がハロウィンの知識を増やすにはぴったりの絵本です。
分かりやすい内容の仕掛け絵本「Boo Who?」
Boo Who?: A Spooky Lift-The-Flap Book
著者 :Joan Holub
出版社 :Cartwheel Books
こちらはサークル用に購入しました。内容は質問形式でリズムカルに読み進められます。
例えば「Who catches the flies in the webs that they spin ?」の問いの横のページの仕掛けをめくると「Spiders(クモ)」が出てくるという感じです。
「A Spooky」とサブタイトルがありますが、仕掛けに登場するキャラ(狼男、魔女、黒猫、ミイラ)などはかわいいイラストで小さなお子さんでも楽しめる絵柄になっています。
「GO AWAY, BIG GREEN MONSTER!」
Go Away Big Green Monster! by Ed Emberley (April 1 1993)
著者 :Ed Emberley
出版社 :LB Kids; Nov版
Amazonのベストセラー1位に選ばれるほどの名書です。私も持っています。
色鮮やかなグリーンのモンスターの顔のパーツがページをめくるごとに一つ、またひとつと消える仕掛け絵本になっています。

最後の「Go Away! Big Green Monster!」のところは子どもたちみんなで一緒に言うと楽しいですね。ハロウィンにピッタリの絵本です。
「Skeleton Hiccups」
Skeleton Hiccups
著者 :Margery Cuyler
出版社 :Margaret K. McElderry Books
出典:https://www.amazon.co.jp
「One, Two…Boo!」
One, Two…Boo!
著者 :Kristen L. Depken
出版社 :Golden Books
しかけがあるカウンティングする絵本です。とても短く、ゴーストのイラストがとてもかわいい♪ので、小さなお子さんでも楽しめると思います。
「Where’s the Halloween Treat?」
Where’s the Halloween Treat?
著者 :Harriet Ziefert
出版社 :Puffin Books
「Five Little Pumpkins」
Five Little Pumpkins (Harper Growing Tree)
著者 :Public Domain
出版社 :HarperFestiva
「Maisy Dresses Up 」
Maisy Dresses Up (Maisy Books)
著者 :Lucy Cousins
出版社 :Candlewick
ほのぼのとしたほんわかしたストーリーです。
「10 Trick-or-Treaters」
10 Trick-or-Treaters
著者 :文 Janet Schulman,絵 Linda Davick
出版社 :Knopf Books for Young Readers
10人の子どもたちがハロウィンの夜にお菓子をもらいに「Trick or Treat」と言いながら家々を周る際のお話。
スタートは10人ですが、色々なアクシデントに見舞われるうちに1人、また1人と子どもたちが減っていくという数かぞえにピッタリの絵本です。絵柄がポップ調でかわいくて明るく楽しいハロウィン仕立てになっています。
魔女と言えばイギリス人は「Meg and Mog」?
Meg and Mog
著者 :Helen Nicoll
出版社 :Puffin
イギリス人の英語絵本の司書さんが教えてくれた良書。イラストは単純な線でかわいいというわけではないですが、魔女のMEGが洋服を着る場面があったり、お料理する場面があったり日常生活を英語でどう表現するのかよくわかります。
魔女の大きななべを「caldron」と呼ぶとこの絵本で知りました。
「Peek-a-Boooo!」
Peek-a-Boooo!
著者 :Marie Torres Cimarusti
出版社 :Dutton Juvenile
「Peek a Boo!」は日本語で「いないいないばあっ!」の意味の言葉です。タイトルどおり”Guess Who? Peek-a-○○”という形式で進んでいきます。
ハロウィンにはお馴染みのキャラクターである「魔女」「がいこつ」「モンスター」たちがフリップをめくると出てくる仕組みになっているので子供たちはそれをめくりたくて仕方ありません。
最後のページはhaunted houseの窓に「boooo!」「 mmmmmm!」「clack clackety clack!」等とかかれておりそれぞれの窓をめくるとそのキャラクターが登場するようになっています。

小さなお子さんでも楽しめる内容がいいですね。
「Pete the Cat: Trick or Pete」
Pete the Cat: Trick or Pete
著者 :James Dean
出版社 :HarperFestival
『Pete the Cat』は行きつけの英語絵本図書館のイギリス人司書さんおススメのイギリスのシリーズ本です。自力読みし始めくらいの子向きなので、英文が易しく、ネコのPeteがコミカルに描かれていて愛着がわく作品です。
「Room on the Broom (Picture Puffins)」
Room on the Broom (Picture Puffins)
著者:Julia Donaldson
絵:Alex Scheffler
こちらの絵本はオーストラリアで人気が高い絵本で、著者とイラストレーターは「Gruffalo」と同じです。タイトルを直訳すると「ほうきの上のスペース」。主人公の魔女が飛んでいった帽子を探してほうきで空を飛んでいると犬、猫、鳥…と色々な動物がほうきに乗ることに・・・。
特にハロウィン向けの絵本ではありませんが、冒険活劇でオチも面白いです!ただし、英文が多いので、英文をある程度読めるお子さん向き(小学生~)といった感じです。
「Clifford’s First Halloween」
Clifford’s First Halloween (Clifford Board Books)
著者 :Norman Bridwell
出版社 :Cartwheel Books; 1版
『クリフォード』はDVDもあるアメリカで人気の高いシリーズ本です。なぜかものすごく大きい赤い犬クリフォードと家族と犬の友達とのアットホームな日常が描かれています。この絵本はクリフォードが赤ちゃんの頃のお話で、ハロウィンの日、買い主の女の子が仮装したり、かぼちゃのおばけを作ったりと家族でハロウィンをどう祝うのかがよくわかる絵本です。
「Boo!」
Boo! (Leslie Patricelli board books)
著者 :Leslie Patricelli
出版社 :Candlewick; Brdbk版
幼児向けの絵本で人気の高いLeslie Patricelli(レスリー・パトリチェリ)のハロウィンをテーマにした絵本です。白いオムツをはいた赤ちゃんが畑にあるたくさんのカボチャの中から、これは小っちゃすぎ、これは大きすぎ、とハロウィンのお化けカボチャを作るためのカボチャ選びをするというお話。
ネイティブの1~3歳児向けに描かれているので、英語が短くてシンプルなのと、落ち着いた色合いなのにインパクトあるイラストがとても印象的な作品です。
「Where Is Baby’s Pumpkin?」
Where Is Baby’s Pumpkin? (Karen Katz Lift-the-Flap Books)
著者 :Karen Katz
出版社 :Little Simon; Brdbk版
出典:http://www.booksouffle.com
「Two Little Witches: A Halloween 」
Two Little Witches: A Halloween Counting Story Sticker Book
著者 :Harriet Ziefert (著), Simms Taback (イラスト)
出版社 :Candlewick; Reprint版
『Ten Little Indians』のインディアンを魔女にした内容のお話です。魔女のコスチュームを着た2人の女の子がお菓子をもらう途中に次々と仲間が増えていっくというもの。1ページに2行ずつの簡単な英文で、同じ文が何度も繰り返されるので、読み聞かせにピッタリ。内容は2~5歳対象。1~10までの簡単な数を覚えるのにも効果的です。
「small clown」「tall skeleton」「striped cat,」「fuzzy bunny」「orange pumpikin,」「friendly pirate」などが出てきて形容詞のお勉強にもなります。
「Peppa Pig: Peppa’s Pumpkin Party」
Peppa Pig: Peppa’s Pumpkin Party
著者 :Praca Zbiorowa
出版社 :Ladybird
「Big Pumpkin」
Big Pumpkin
著者 :Erica Silverman
出版社 :Aladdin; Reprint版
まとめ
ともろぐ。
【ハロウィンの絵本】子ども向けの簡単な英語絵本ベスト10【年齢別】